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2006,12,28, Thursday
リハをして改めて思ったこと徒然
 リハをしてきました。 たっぷり5時間やってきましたが、てーんで飽きもせず疲れもせずでした。 やはり合奏は楽しいですなぁ。 今回のメンバーの中では（でも？）、ことさら僕は下っ端、「タバコ買ってこーい！」と言われようものなら「はい、ただ今！！」と佐川急便顔負けのダッシュで走らなくてはいけない程の諸先輩方に囲まれております。 ギターの渡辺格さんは、それこそ僕がまだTWO of USで最初のアルバムのレコーディングのときお世話になっていました。ろくにギターも弾けなければ歌を録るのも大変な当時の僕からすれば、雲の上の人みたいなもんです。それが今は譜面書いてイメージを伝えてリクエストして同じステージで演奏していただくというんですから、我ながら「継続は力なり」と自負しております(^ ^;とは言ええらい緊張ではありますが・・・。 堀江さんや高林さんはいつもお世話になってるので、今日も非常に滑らかにイメージをとらえて演奏してくれましたねぇ。 仁師匠は久々のライブとあって、若干緊張気味でしたか(^ ^) ライブが楽しくなってきたのは正直ここ何年かです。 やっぱりそれまでは圧倒的に出来ないことの方が多く、今思えばミュージシャンの方がよくおつきあい下さったなぁという程ひどいレベルでもありました。じゃぁ今はわりとできるのかというと、やっぱり未だに譜面の書き方間違えたり、音外したり、うまくギターでリズムをとれなかったり等々色々あるわけですが、まぁとりあえず一線で活躍する皆さんと共通言語で会話ができるようになったという感じでしょうか。 最近仕事がら20代前半の若い世代と音楽をするんですが、同い年くらいの頃の自分がすごく重なります。 単純に弾き語りをするだけなのに、クリックに合わせて弾くと全然合ってない自分と発見して直すのに苦労したり、自分が気持ち良く悦にひたって歌っているのに、録音したものを聞き返すとえらい音痴だったり何かの物真似に聞こえたり。 僕は音楽でお金をいただこうという立場にいたので、これは単純に恥ずかしいしみっともないし悔しいし、「才能が無い」という言葉で片付けられたくないし・・・等々の思いを払拭せんと、あの手この手を考案しては色々トライしました。 まぁそんな理由からだから「俺は頑張ってる」なんて一つも思いもませんでしたが、よく投げ出さず逃げ出さず腐らず乗り越えたもんだと、そこは自分で自分をほめてあげたいかな(^ ^) そう言えば先輩ミュージシャンに「辞めたらそこでThe Endだから。もうなーんも発展性は無いよ。君らなんか休んでる余裕なんて無いだろ。」と喝を入れられたことがありましたな。 そう言えば耳心地のいい言葉をかけてもらった覚えはあまりないかなぁ。ミュージシャンと接するとき、いつもどこかおっかない感じを持ってたましたね。 「この曲でドカーンと売れて・・・」なんて思ったりもしてましたが、そんな未来図はどこへやら。でも当時雲の上だった人たちと一緒にやれてる今の自分、これはその道をあきらめなかったことへのご褒美なんだろうと、ありがたく思う今日この頃です。 そんなわけで音楽人としての幸せをかみしめながらの年末ライブ、是非皆さん御期待下さい。 |
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2006,12,25, Monday
サンタさん
素敵なサイトを見つけました。
ちょっとジーンと来ちゃいました(^ ^; http://www.noradsanta.org/jp |
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2006,12,24, Sunday
♪雨は夜更け過ぎに〜
雪へと変わったことは、過去30年東京では一度も無いそうです。
名曲「クリスマス・イブ」の舞台はおそらく東京だと思われますが、そうならば全くもって事実ではない。でもイメージの中では“クリスマスイブ＝雪”というのが何かイメージとしてあるわけで、もしかしたらこれは音楽の力なのかなぁと思ったりもします。 今夜はクリスマスイブ。 それを「恋人達の記念日」の如く意識してからのクリスマスイブを振り返ると、どうにもその記憶がほとんどありません。もちろん愛する人と一緒に過ごしたこともあるし、にわかクリスチャンになって教会に行ってみたりしたこともあります(^ ^;でも何かこう温かな記憶としてはありません。逆に思い出すのは、目前に迫った別れを、「今日だけは平和にやろう」と過ごしたイブかなぁ。 子どもの頃のクリスマスは、何だかとってもワクワクして夢がありました。 きっと弟の家では、甥っ子を中心にそんなクリスマスイブが繰り広げられているに違いありません。 いつか僕のクリスマスイブもあたたかな記憶が静かに積もっていくことを願いつつ、そしてこの日記を呼んでくれた人みんなにあたたかな時間が流れることを祈りつつ、 Merry Christmas!! |
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2006,12,23, Saturday
千里さんのクリスマスコンサート
 今日は大江千里さんのクリスマスコンサートに行ってきました。 場所は新大久保にあるグローブ座。 ちょっと早く着いたので大久保コリアンタウンをちょっと散歩。 いやいや、あるわあるわ韓流スターグッズショップ。これから行くコンサートとのギャップにちょっと一人笑ってしまいました(^ ^) さて千里さんのコンサートですが、毎年この時期に色んな形でやられているんですが、今年は去年に引き続いて東京グローブ座での10日間程のロングラン公演。 実はTWO of USがソニーと契約打ち切りとなった年、千里さんが僕をゲストコーラスでこの公演に呼んで下さいました。同じ事務所に所属していたので、弟分のように心配してくださってたんですが、当時サポートミュージシャンとしての技量も心構えもなかった僕は、正直かなり御迷惑をかけてしまったという苦い想い出があります。 今日の千里さんは、その頃と何ら変わらぬマインドとエネルギーで、「こんな時代だからこそ夢やファンタジーを感じられる時間が必要だと思うんです。」と語りながら、素晴らしいエンタテイメントショウを繰り広げていました。踊り、歌い、演じ、喋る。心身ともに全力でステージを作る姿はすごく感動しました。 ただただRespectではあるんですが、いつかどこかで、この大先輩とご一緒できる日が来たらなぁと勝手に大胆な夢を描いてしまいました(^ ^; コンサートは25日までやってるそうです。お時間あったら是非出かけてみて下さい。きっと日々の中で埋もれてしまった何かを想い出す事ができると思います。 |
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2006,12,21, Thursday
真っすぐ
最近どうも“真っすぐなもの”にやられます。
別にもの干し竿にぶつかるとか、鉛筆が手に刺さるとかそういうことではありませんよ(^ ^; こないだの土曜にテレビでやっていた「私の頭の中の消しゴム」。 あんな風に真っすぐ人を愛する、愛し抜くことのカッコ良さったらないなぁと。 歌だと最近キム・ボムスという人、これもまた韓国ですが、「会いたい（ポゴシプタ）」という曲がフル回転中。何でも「天国の階段」というドラマの主題歌だったそうです。 楽曲もいいんですが、この人の声の真っすぐさと言ったらありません。その一音一音に命がきっちり込められて、それをただシンプルに真っすぐ突き刺すように歌い上げています。 韓国は真っすぐなものが多いのかな？ さっきテレビで「オーラの泉」を見ていたら、壇れいさんという女優さんが出ていて、江原・美輪両氏の診断によると、この人は曲がったことが許せなくて、非常に真っすぐな人だとか。 女優さんだけに容姿端麗なのは言うまでもありませんが、どこか凛とした気品と言うか揺るぎないものを一本お持ちのような雰囲気がしていました。 自分も含め、何か環境的に真っすぐじゃない物事があふれてるんでしょうか。 真っすぐであるためには、相当強くなくてはなりません。出会う女性に次々目移りしてちゃダメですね（笑） 今日二人の著名人の訃報がありました。 一人は元東京都知事の青島幸男さん。もう一人はお笑いのカンニングの中島忠幸さん。 青島さんは戦後復興の時代にエンタテイメントを構築していった方。正直リアルタイムでは「意地悪ばあさん」しか知らないんですが、きっとこういう先人の努力と偉業の上に今の僕らがあるんでしょう。 中島さんは僕と同い年。ようやく名前が出て来たときに発病。そして復活ならずして他界。色々苦労されて紆余曲折はあったろうと思いますが、自分の生きる道に関しては“真っすぐ”を貫いて、きっとその道はこれからもっともっと遠い未来へ伸びて行くであったろうに、非常に残念な気持ちでいっぱいです。 お二人のご冥福を祈りつつ、僕は僕にとっての“真っすぐ”を改めて考えてみようと思います。 |