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8月6日
62年前の今日、広島に原爆が投下されました。
当時一番高いと言われていた原爆ドーム、10年程前に広島に行ったときに見たら、ビルの谷間に埋もれている感じでした。正直「え、こんな小さいの?!」と思いました。

沢山の犠牲や失敗、失策を経験値として、人々は新たな時代を切り拓いていきました。
その先っちょに僕は生きているわけです。
とりあえず平和に暮らし、好きなことで何とかご飯を食べられています。

数年前アメリカがイラクに侵攻したとき、名目は「大量殺戮兵器の破壊」だったと記憶しています。要は核兵器とかだと思いますが、結局見つからなかった。
悪とされた国の代表は処刑され、新しい国が希望とともに始まるかと思いきや、ますます混沌とした状況です。
僕はそれをテレビや新聞で見て、気の毒な思いを抱きます。

教育現場に勤める友人の日記に、アホな保護者の話がつづられていました。
ニュースなんかでも、そういうアホな保護者の話がよく出ています。
そんな保護者たちはきっと僕とそう変らない世代。僕が親になったら、我が子可愛さに、彼らのようにならずにいられるんだろうか・・・と、ふとアホな不安がよぎったりもします。

人の希望や欲望は、素晴らしいエネルギーをもっていると同時に、屈折すると「わがまま」という巨大な負のエネルギーに転換してしまうってことなんでしょうかねぇ。

正義感てのも結局は相対的なものになってしまいかねませんが、僕はきっと万人共通のものがあると信じてしまうのです。

あの廃墟と化した時代、今も苦しい思いをしている人がいます。
先人達の多くの犠牲と労力で成立している現在、「生きていく」ということをもっと真剣に、深く、ありがたく考えていかなければいけないと思った今日です。



| - | 04:21 PM | comments (5) | trackback (0) |
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