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命ある限り
今日はお通夜に行ってきました。
亡くなったのはお世話になってる方の奥さんなんですが、享年41歳。小学校6年生と1年生のお子さんを残しての旅立ちでした。
病名は簡単に言ってしまうとガンということなんですが、できた場所が非常に厄介であるが故に難病で、余命宣告はだいぶ前から受けておられました。なので「ついにこの日が来たか・・・」という感じではありました。

親戚の方から、「家族的には死ぬなら事故なんかよりガンの方がいい。残り時間がわかって、それまでに色々なことをしてあげられるから。」という話が出ていたと伺いました。事実とは言え何とも切なく痛々しい話です。
僕がこのご家族と出会ったのはかれこれ3年近く前でしょうか。既にこの悲しいカウントダウンが始まっていました。ご主人は奥さんやお子さんに沢山の希望の光を灯すべく奮闘されていました。そのご苦労たるや僕らの想像を越える事でしょう。

僕は幸いな事に健康に過ごせています。いや、ある意味不健康かな(笑)。
人間はいつか必ず死を迎えます。それがいつかわかることは悲しいし、わかってから精一杯生きるのもやはりどこか悲しさを伴う気がします。
今生きていること、この素晴らしい事実を噛み締めて、僕らはどんなに厳しい現実があっても、それが自分で決めた生き方であるなら精一杯生きなくてはいけないんでしょう。

そんな誓いとともに、故人のご冥福を心よりお祈りしたいと思います。
合掌。

| - | 10:07 PM | comments (9) | trackback (0) |
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