
ということで昨夜行ってきました。POLICE in Japan追加公演!!
東京公演は二日目だったので、セットリストやら演奏形態やら前情報は何となく入っていましたが、いやいやいやいや、“バンドの極み、ここにあり!”という感じでした。
サポートメンバー無しのたった3人、しかもスティング56歳、コープランド55歳、アンディ65歳と、普通に考えたら高齢組オヤジバンドになるわけですが、微塵も感じませんでしたねぇ。
あの素晴らしいステージがなぜもこの3人でできるのか?
楽曲のクオリティの高さ、様々なリズムパターンの組み合わせの妙、アンディならではのディレイサウンド、コープランドの激しさと冷静さの境界を楽しんでるようなドラミング、そしてスティングの声と歌力。
まぁそんな評論家めいたことはどうでもいいんですが、何と言っても3人がこのPOLICEというバンドを楽しんでるということに尽きるんでしょう。気心知れた同級生たちと「ちょいと青春思い出して行っちゃいますか〜?(^ ^)」的な感じでしょうか。
10年くらい前にスティングのコンサートを見に行ったことがあるんですが、正直それがあまりピンと来なかったんです。すんごい腕利きミュージシャンをサポートに従えてのものだったわけですが、やはりそれはスティングを、スティングの音楽をどう魅力的にしていくかの集団であって、POLICEはメンバー全員が“主役”で“やんちゃ”でってとこなんでしょう。巨大モニターに映し出されるメンバーの顔が本当に楽しそうでした。
残念だったのは音響が非常に良くなかったこと。東京ドームは構造上、音が回ってしまって2階席にいた僕にはものすごいリバーブで実音がよくわからんくらいでした。でも音にこめられてるソウルってのは伝わってくるもんですねぇ。
そしてこういう“本物”を見る事、肌で感じることは大事ですね。本当にうまいものを食わないと本当にうまいものは作れないのも然ることながら、やっぱりハートが豊かになります。揺さぶられます。
世界最強音楽人たちと同じ空気を吸えたことに乾杯!
さて、来月はTOTO & BOZ SCAGGS。これも強烈なカウンターパンチを僕にお見舞いしてくれることでしょう(^ ^)
以上、興奮からか珍しく7時に起きてしまった川久保の朝ブログでした(^ ^;