
昨夜ボズ・スキャッグスとTOTOの2マンライブを見て来ました。
19時開演で終わったのは22時45分。ほぼ23時。
非常に豪華な顔合わせですが、かつてTOTOのメンバーはボズの演奏をしていたそうなので、これは納得の組み合わせ。高級寿司と高級フカヒレを一緒にいただくようなもんでしょうか(^ ^;
意外なことに先攻はボズ。
登場したボズは、黒のスーツに身を包み、スラッとしたスタイルで、超ダンディーなおじさんでした。還暦はとうに越えているでしょう。
ライブDVDを持ってるんですが、それと同じく1曲目は「Low Down」。でも2曲目に早くも「JOJO」。いきなりトロ行っちゃいますか?!くらいのニュアンスでしたが、そうです、この人には名曲「We Are All Alone」があったのでした。生「We〜」は沁みた・・・(ToT)
TOTOのデヴィット・ペイチもほとんどの曲に参加してまして、ボズの音楽スタイルよろしく、ライブも非常にスマートな感じの演奏で、大人が楽しめるライブでした。
30分程の舞台転換の後、今度はTOTO。
いやいや、さすがにやりますなスティーブ・ルカサー。弾き過ぎでしょう(^ ^)
ボズとは反対に“大人ロック”全開な感じだったかなぁ。ボズに比べるとメチャクチャやんちゃ小僧な感じでしたが、あの人たちも50越えてるんですよね・・・。
これで無期限活動休止に入ることもあって、ヒット曲てんこ盛りでした。「Rosana」も「Africa」もやりました。しかし一番好きな「Georgy Porgy」は鍵盤ソロタイムでちょろっとそのフレーズが出て来て、客の誰もが「ウォオオオ!」と盛り上がったんですが、ルカサーとボビー・キンボールがふらっと肩組んで出て来て、あたかも久々にあった同級生がほろ酔いで仲良く一節カラオケしちゃいました、的なニュアンスでちょっと残念(> <)
TOTOはドラムのサイモン・フィリップスの音色やグルーブが好きなんですが、今回でそれをさらに確信しましたねぇ。お世話になってる高林さんのドラミングにも、何か共通する雰囲気を感じるんだなぁ。
いずれにしてもやはりホンモノはスゴイ。
ホンモノを知れば心は豊かになります。感動のレベルが違います。
何事もそうでしょうが、それを知らなければ小さくまとまっていく自分になってしまうはず。
今度はシカゴとヒューイ・ルイス&ザ・ニュースが一緒にやるそうです。
財布は許してくれるかな・・・(^ ^;