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シン・ゴジラ


昨日「シン・ゴジラ」を見に行った。
エヴァの庵野秀明監督作品ということで、エヴァがあまりわからなかった者としては「どうなんだろうか?」という懸念もあったが、監督はウルトラマン(円谷英二氏)が自分の特撮のルーツであると語っていること、ネットに書き込まれた見た人たちの感想が「これは政治映画だ!」なんて声もあるほどだったので、むしろ期待度90%くらいで見に行った。

感想としては、正直素晴らしすぎてびっくり、そしてしばし興奮した。
特撮技術としてはもちろん申し分ない。「スーパーマンVSバットマン」の特撮になかなかの興奮を覚えたが、まったく引けを取らない。
でも何よりもやはりストーリーの基軸だ。「これは政治映画だ!」という声、確かに言い得ていると思う。
怪獣とかヒーローものが出てくると、どうしたってその戦いぶりにウェイトが行ってしまうのは仕方ないと思うが、このゴジラの主役は、対応する人間、政治家や役人たちが主人公なのである。怪獣ゴジラの出現は「未経験の災害」と捉え(災害の象徴)、それにどう対応していくか、その中での様々な葛藤が実にリアルなのだ。

映画を見ながらよぎったのは、東日本大震災・福島第一原発の事故だ。あの時の政府の様子はこんな感じだったのではないかと思ってしまう。
不安を煽らないために「事なかれ」方向に行く者、「現実をもっと見るべき」と訴える者、「いつでも武力を使う」と鼻息を荒立てる者、難しい決断をせまられる首相、そして何とかバランスをとっていこうとする者。そしてそれを見ている世界各国の様子と思惑。やはり今作でもお約束の「核兵器の使用」が提唱される。

昭和29年の最初の「ゴジラ」は、戦後9年、原爆投下とそしてビキニ環礁での水爆実験への批判・皮肉が投影されている。水爆実験で安住の地を追われたゴジラが、その放射能をまとって上陸するのだ。「ゴジラは人間が作り出してしまった災害」として。
今回の「シン・ゴジラ」も、核廃棄物を食べて生き残り、人類を脅かしている。

どちらとも少なからず世相・社会問題が背景にあって、それが強烈なリアリティーを呼び起こす。
そして庵野監督が取り入れた「現代」の大衆の様子として、画面に沢山のtwitterやニコニコ動画に出てくるような書き込みが出てくる場面があって、これがまた生々しさを強めている。

先日の選挙の時、「音楽に政治を持ち込むのはどうか?」という議論が一部で上がっていた。
例えばライブやコンサートの中で、政治的スピーチが出てくるのはどうかと思うが、アーティストが作品の中にそのメッセージを込めるのはどんどんやっていいと思う。実際そういう楽曲は沢山あるし。

僕は、映画にしろ音楽にしろ、それらが人々に考えるきっかけを作れたなら、それで十分なのではないかと思う。

今日は勢いに乗って2014年に公開されたハリウッド版ゴジラを見た。
「シン・ゴジラ」を見たせいか、さすがにちょっと薄味に感じてしまった。
逆に改めて「エヴァンゲリオン」を見直してみようかとも思っている(笑)。



■SONG at KLEIN BLUE~Case Of Hidekazu Kawakubo~
8/21(日)KLEIN BLUE(神保町)
15時半開場、16時開演
料金:3,000円(1d付き)※残席わずか
お問い合わせ&チケット:KLEIN BLUE(7/20~)
http://kleinblue.jp/access_contact/もしくは電話 03-3295-2635(月~土:12~24時、日:12~19時)
演奏:明石敏子(Keyb.)


■川久保秀一ライブinさゝ郷ほたる交流館
8/26(金)朝日町ふるさと移住交流体験施設「さゝ郷ほたる交流館」
(富山県下新川郡朝日町笹川1910番地 TEL:0765-82-2870)
17時半開場、18時開演
料金:500円(ほたる交流館横の畑で作っているハーブを使用したハーブティーをお出しします)
お問い合わせ:深松 隆(090-8960-7085)


■川久保秀一ミニライブin白馬北尾根高原「花はただ花であろうとするだけで」
8/28(日)白馬北尾根高原 テラス前広場にて
(長野県北安曇郡白馬村大字北城 白馬八方尾根スキー場)
11:00開演 & 14:00開演 全2回
料金:参加無料(リフト往復ご利用のお客様は大人800円、こども400円)
お問い合わせ:八方尾根開発㈱営業部0261-85-2870


■料亭富吉第5回スペシャルコンサート
9/5(月)料亭富吉(松戸)
開場17時半、お食事18時、開演19時
料金:10,000円(お食事付き)
出演:バラダン・アネックス
ゲスト:川久保秀一
お問い合わせ&チケット:料亭富吉047-367-2048(石井)


■LIVE at虎丸座
9/11(日)虎丸座(片瀬江ノ島)
http://www.toramaru.net/
16時半開場、17時半開演
前売り/予約4,000円  当日4,500円(軽食つき、ドリンク別)
予約:7/11(月)より虎丸座及び21dream@kawakubo.net
演奏:渡辺具義(Gt)、明石敏子(Keyb)、木戸やすひろ(Cho)、堀江いちろう(Bass)、田中徹(Drums)、前田sharaku卓次(Perc)、副田整歩(Sax)

| - | 08:14 PM | comments (0) | trackback (0) |
仙台に


おととい金曜は、約1年ぶりに仙台でライブ。
早朝のラジオを終えてひたすらの東北道。今回はベースの堀江さんが運転も結構してくださっておお助かり(笑)。
会場にはこの1年すっかりお世話になっている門松良祐君がリハをしていて、渡辺晃一君も合流。今回初めてのAlegrossoは、青森の弘前からとのことで、津軽三味線とEDMの融合のような実に面白い音楽をやられていた。



1.胸いっぱいの夏
2.A.I.
3.君は生きている
4.Evenfall
5.M-78
6.そして



持ち時間30分に6曲というのは、ちょっとパツンパツンになってしまうのだが、あえてあまり喋らず、自分の歌と音楽をドーンと中心に据えて楽しんでいただける時間を作れないかと思っての選択。
アンケートの中に、「去年よりすごく楽しめました」というのがあって、ホッとした感じ(^^)。

会場には、地元のコミュニティー局であるFMたいはく(太白区)となとラジ801(名取市)の方が来てくださっていた。どちらも僕が早朝やっている「モーニング・コミュニティー」を放送して下さっている。
名取には閖上地区という海沿いのエリアがあり、5年前の震災時は甚大な被害が出た地域。その5年前の夏に仙台を訪れた際に、被災地視察で案内してもらったのがこの閖上だった。なので今回は運命のようなものを感じ、会場入り前に行ってみることにした。





そういった意味では、綺麗な更地が広大に広がっていた。ところどころ嵩上げされていて、その高さは7mとのこと。
5年前は、波によって“剥ぎ取られた”という表現が適切なような感じで、家の土台と、至るところにお茶碗のかけらや、バスの残骸やらといった生活の断片が無数に散らばっていた。





海にほど近いところに、日和山という、高さ5,6mの山がある。ここに立つとその更地の様子が見渡せる。ほとんどのものが流されてしまっているが、そばに見える、流されずに残った古い水産加工場は今も営業しているらしい。
またその反対サイドには、大きな水産加工場が作られていた。こんな海のそばにまた建てることへの抵抗はないのだろうか?と思ってしまったのだが、海と共に生きるというのは、その心配も含めて一緒に進んでいくということなのかもしれない。


「君は生きている 頑張って生きている 少しずつ前に進みながら」


と、松井五郎さんは歌詞にしたためて「君は生きている」という曲を僕に託してくれた。
その言葉にいつもきちんと魂を宿せるよう、改めて自分に言い聞かせている。


なとラジ801の山田光洋さんと柿沼基子さん


FMたいはくのひなたさん

| - | 02:32 PM | comments (0) | trackback (0) |
浅田飴のおじさん
僕にとっての最初の永六輔さんは、「浅田飴のおじさん」だった。
独特の喋り方で浅田飴のテレビCMをしていたのをよく覚えている。

その方が「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」の作詞者と知ったのは、だいぶ経ってからのことだ。
どちらの曲も日本を代表する不朽の名曲と言っていいと思うが、どっちにも共通しているのは、「上を見る」こと。
「上を見る」、もちろんそこには「くよくよしてばかりじゃいけないよ」というメッセージがあるわけだが、それ以外に「目先のことにとらわれすぎるな」「ちょっと先のところまで見て考えろ」ということも入っているのではなかろうか。

永さんはラジオを「想像力のメディア」だと話している。テレビはむしろ「想像力を蝕む」と。音と言葉しかないラジオの世界では、聞き手がいろいろな絵を頭の中で作る。別の有名DJも「ラジオは聞き手の頭の中に劇場を作る」と何かで語っているのを読んだことがある。

話は戻るが、音楽も想像力を誘引する。
曲を聴いて、歌詞を聴いて、様々な概念のスイッチを押される。そうして今日まで沢山の名曲が人々の記憶に刻まれてきたはずだ。「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」に、多くの方がきっとスイッチを押されたのだ。

永さんの訃報を知ったのはスマホのニュースサイトだった。
今はスマホ、ネットで瞬く間に情報が入るし、動画も見ることができる。手に入れることがeasyになっている。それが無かった時代で育った僕らはその便利さと昔を比較できる。そして同時に「思考力・記憶力が鈍くなったなぁ…。」などと、それを年齢のせいにして笑い話のタネにしてしまう。
さらに若い人に「最近の子はピッピッて簡単にスマホでいろんなことすませちゃって、コミュニケーションとか薄いよなぁ」などとエラぶってみたりもする。



・“便利さ”に弄ばれていないか?
・若者にいい背中を見せられているか?
・目先のことだけで物事を判断していないか?



僕は歌も歌うしラジオDJもやれている。
永さんが残していったテーマを肝に銘じていかなくてはならないと改めて思った。


永六輔さん、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして素敵な言葉たちをありがとうございました。

| - | 08:50 PM | comments (0) | trackback (0) |
Live at地球屋


国立といえば、赤い駅舎で(今はもうない)、一橋大学があって、桜並木があって、ちょっとアメリカンフレーバーの家が建っていて、三浦友和・百恵夫妻が住んでいて…等のイメージがパパっと浮かんでくるが、それは子どもの頃からそうだったような気がする。
物心ついてから最初に国立を訪れたのは中学2年の
秋。一橋大学の学園祭に当時大ファンだった斉藤由貴さんが来るとのことで、とりあえず行けば入れるに違いないという、チケットの取り方も知らない中学2年生らしい発想で出かけ、見事チケット入手できずに本屋さんで写真集を立ち読みして帰った(笑)。



仕事としては、エフエムたちかわで番組をやっていた頃、国立の商工会青年部の皆さんが街の大イベント「天下市」を行うにあたり、特設スタジオを作って放送するとのことで、そのパーソナリティーを務めさせていただいた。
彼らは同世代だったこともあり、同世代の人たちが街を作っているんだということに深く感銘を受け、今もお付き合いさせていただいている。

そんな国立にライブハウスがあると知ったのは、恥ずかしながら実は最近のことで、その青年部の方に様子を伺い、ご協力を仰ぐ形で今回のライブ開催に。
ありがたいことに立ち見の方も出てしまうほど、多くの方にお出かけいただけた。



【1st】
マイルストーン
体温
雨が見たいと君が言って
いつのまにか僕を残して
まるであの頃のLovesong
Whisper
Evenfall



【2nd】
君は生きている
幸せのしっぽ
沈黙と盲目
雨上がりの夜空に(with井手麻理子)
There must be an angel(with井手麻理子)
花火
M-78
ひとつずつ

<En>
RADIO ON TOWN(with井手麻理子)
そして


ほぼ地元ということもあって、いいリラックス感と適度な緊張感でステージをやれたと思っている。写真は撮っても構わなかったのだが、それほど撮る方もおらず、皆さん歌をしっかり聞いてくださっていたようで、そこがとても嬉しい。
いくら色々な繋がりで来てくださっている方が多くいたとしても、やはり中心に「音楽」が見えていないと、歌い手としてステージに立つ場合はダメだと思っている。

ゲストの井手ちゃん、やはりこの人の歌は素晴らしい。
バンドVer.で初めて「There must be an angel」を聴いた(演った)が、是非今度は客席から彼女の歌をきちんと聞かなくてはと改めて思った。



ご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました。

夏はしばらく地方へ出かけます。次の東京近郊は9/5の松戸、9/11の江ノ島虎丸座。
是非会いに来てください。


■Summer Sound Museum
7/22(金)仙台パークスクエア
開場19:00 開演19:30
前売3000円(1ドリンク別) 当日3500円(1ドリンク別)
予約: 6/18(土)よりパークスクエアにて
出演:川久保秀一、Allegross、門松良祐、渡辺晃一
http://park-square.net/

■ほたる交流館LIVE
8/26(金)ほたる交流館(富山県朝日町笹川)
※詳細未定

■Live at北尾根高原(長野県)
8/28(日)白馬八方北尾根高原
11時&14時
観覧無料
http://www.happo-one.jp/green/kitaone/

■料亭富吉第5回スペシャルコンサート
9/5(月)料亭富吉(松戸)
開場17時半、お食事18時、開演19時
料金:10,000円
お問い合わせ&チケット:料亭富吉047-367-2048(石井)

■LIVE at虎丸座
9/11(日)虎丸座(片瀬江ノ島)
http://www.toramaru.net/
16時半開場、17時半開演
前売り/予約4,000円  当日4,500円(軽食つき、ドリンク別)
予約:7/11(月)より虎丸座及び21dream@kawakubo.net
演奏:渡辺具義(Gt)、明石敏子(Keyb)、木戸やすひろ(Cho)、堀江いちろう(Bass)、田中徹(Drums)、前田sharaku卓次(Perc)、副田整歩(Sax)

| - | 11:53 AM | comments (1) | trackback (0) |
リハリハリハ~♪


本日は8(金)に行う国立地球屋でのLiveのリハ。
4月のJz Brat以来の集合。しかしお手並みは相変わらずスバラシイ!!





曲目はちょこちょこ入れ替えてのセットリスト。
久々の曲も結構引っ張り出してみたけど、なかなか「よくできてるなぁ」などと、かつての自分に感心してしまうような瞬間も(笑)。

当日はゲストで井手麻理子さんも登場。圧巻の歌声を響かせてくれるはず。
是非お出かけ下さい。



■LIVE at地球屋
7/8(金)地球屋(国立市)
開場18時半 開演19時半
前売り・予約/2,800円 当日/3,300円(ともに別途1ドリンクオーダー500円)
予約:地球屋(chikyuya_info@yahoo.co.jp、 042-572-5851 )および21dream@kawakubo.net
お問い合わせ:地球屋(042-572-5851)
国立市東1-16-13 B1
http://chikyuya.info/contents/
演奏:永島広(Gt)、堀江いちろう(Bass)、田中徹(Drums)、木戸やすひろ(Cho)、明石敏子(Keyb)、副田整歩(Sax)



| - | 08:48 PM | comments (0) | trackback (0) |
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