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Live at JZ Brat


昨夏「花はただ花であろうとするだけで」を発売し、そのライブのスタートこそ江ノ島虎丸座でのバンドスタイルワンマンライブだったが、東京ではまだ行っておらずだった。
自分にとっては「高嶺の花」の感のある渋谷JZ Bratで、ご縁があってそれが開催できたことは、大変ラッキーだったと思う。

小編成だったり、ひとり弾き語りだったり、去年からあちこちで随分と歌わせていただいたものの、一つのまとめとして、またこの会場の雰囲気とともに楽しんでいただけるような選曲、そして楽曲によってはアレンジを変えて臨んでみた。
そうすると、音楽というのはまさに生き物で、また違った色彩を鮮明にして現れる。もちろん、歌う自分の心構えが変わってくることは大きい。
幸いそれはお客さんにもそうであったようで、「あの曲があんな風になるなんて」「また違う角度から歌の世界が見れた」などという嬉しい感想を多々頂戴した。
どの曲がどんな風だったかは、来てくださった方のみ知り得る特典ということでご理解いただきたい(笑)。

どれももちろん全力で歌ったことは当たり前だが、奇しくも今回は熊本の震災が起こった直後で、まだまだ必死の捜索や混乱の最中のとき。
「君は生きている」を歌う時、会場の皆さんと一緒に気持ちをこの歌に乗せて届けたいというリクエストをお客さんにさせていただいた。熱い手拍子がとても素敵なビートになっていた♪

ご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました。
今年もまたあちこち歌いに出かけます。もちろん熊本、大分も行かねば!(^ ^)



【1st】
1 まるであの頃のLovesong
2 わかっちゃいないんだ
3 Rain Flower
4 そして
5 君は生きている
6 幸せのしっぽ
7 One By One,Step By Step
8 ひとつずつ





【2nd】
1 Unforgettable
2 沈黙と盲目
3 Whisper
4 パッセンジャー
5 さぁ
6 M-78
7 Evenfall

E.C. そして



<NEXT LIVE>
■パークフェス
5/8(日)いわき市平中央公園(福島)
出演:ハヤミイワオ&セレンディピティ / 落合みつを / 川久保秀一 / ポジティブ米 / etc…
11:00~
http://ameblo.jp/parkfes-iwaki/
※フリーライブとなります


■Duet~二人で歌を♪~
5/22(日)KANAFU(神奈川県平塚市)
出演:叶ありさ、川久保秀一
開場:17:30 開演:18:30
前売り・予約3,000円/当日3,500円(ともに別途1drinkオーダー500円)
ご予約:21dream@kawakubo.netもしくはinfo@kanafu.jp
お問い合わせ:0463-57-2268(KANAFU)
http://www.kanafu.jp/


| - | 03:59 PM | comments (0) | trackback (0) |
新年度

東京は花散らしのの雨と、またしても花冷えのような陽気になってしまったが、昨日から本格的に新年度が開始。新たなフィールドに進むんだり、新たな仕事に携わる人も多いだろう。

そんな「新たな気持ちで!」と行った言葉が飛び交う時期ではあるが、実はこの時期は過去振り返るとあまり調子が良くない。学校で言えばいわゆる1学期ということで、どの年も1学期の成績はことさらに良くなかった。
体がうまく切り替わらず、熱の放射をうまくできないんじゃないかとか、花粉症のせいだとか、最近そんなことを思う(言い訳にする)傾向があるが、科学的根拠は別として、「シャキッとしなきゃ!」という気持ちと体の調子が今ひとつ一致してない気になる。

まぁとは言え、歌ったり海に行ったりすると、色々なことが「まぁいいか!」という気分になる。ウダウダ考えてるより何か行動してればいいということだ。生産的でいいではないか(^ ^)。

川久保的新年度はと言うと、NHKラジオ第1の「DJ日本史」という番組に新たに関わらせていただくことになった。
番組自体は以前からやっていて、松村邦洋さんと堀口茉純さんのディープな歴史トーク(裏話や見解)を中心に、日本史を別の角度から見るという点もあってかなりの人気番組だそうだ。
その中で僕が仰せつかったのは、4代目の「DJ」という立場。わかりやすく言うと総合司会みたいな形で、全体の進行や、歴史事象のナレーション、リスナーからのメッセージの紹介などが中心となる。

ラジオの仕事をさせていただけるようになってから10年以上になるが、実は複数喋りは初めて。(代打で行った番組ではある)
こういう立場での喋り手は初めて。
AMも初めて。
NHKはもちろん初めて。

初めて尽くしなのである。
この年になって「初めて尽くし」の経験をするというのはなかなかないのではないだろうか。
しかも日本全国やアジアの一部を股にかけた大舞台。
2月から番組見学に通わせていただき、現場の空気には徐々に馴染んできてはいると思うが、いざ本番になったらやっぱり違うんだろうな(笑)。
初回登場は4/11(月)21時5分。ラジオでもネット(らじるらじる経由)でも聞けるので、是非聞いて下さい。

http://www.nhk.or.jp/r1-night/dj-nihonshi/

Liveももちろんやっていきます。
とりあえずは4/19(火)の渋谷JZ Bratのワンマン。
久しぶりのバンドワンマン。しかもJZ Brat。

そう、ウダウダグズグズしている暇など無いのです(^m^)

是非お出かけ下さい。あなたのお越しを待っています♪

■川久保秀一 Live at JZ Brat
4/19(火)JZ Brat(渋谷セルリアンタワー2F)
出演:川久保秀一
演奏:江森孝之(gt)、明石敏子(key,cho)、木戸やすひろ(cho)、
   堀江いちろう(bass)、副田整歩(sax)、田中 徹(ds)
開場18時 1st 19時半 2nd 21時(入替なし)
チケット:予約¥4,320/当日¥4,860
ご予約:https://www.jzbrat.com/liveinfo/2016/04/#20160419、または03-5728-0168(平日15~21時)
※チャージに飲食代は含まれておりません。
※お一人様一品以上のご注文をお願い致します。


■パークフェス
5/8(日)いわき市平中央公園(福島)
出演:ハヤミイワオ&セレンディピティ / 落合みつを / 川久保秀一 / ポジティブ米 / etc…
11:00~
http://ameblo.jp/parkfes-iwaki/
※フリーライブとなります


■Duet~二人で歌を♪~
5/22(日)KANAFU(神奈川県平塚市)
出演:叶ありさ、川久保秀一
開場:17:30 開演:18:30
前売り・予約3,000円/当日3,500円(ともに別途1drinkオーダー500円)
ご予約:21dream@kawakubo.netもしくはinfo@kanafu.jp
お問い合わせ:0463-57-2268(KANAFU)
http://www.kanafu.jp/


■LIVE FUNCTION
6/27(月)MO:GLA(岡山)
出演:川久保秀一他
前売2000円/当日2500円
開場19:00/開演19:30
http://www.mo-gla.com/schedule+2.html/

| - | 10:51 PM | comments (0) | trackback (0) |
AOYAMA音楽倶楽部vol.8~Let's Sing “杉サマ”ソングス♪~


ほぼ1年ぶりの「AOYAMA音楽倶楽部」、今年もおかげさまで無事終える事ができました。
ご来場の皆さんが一様に楽しんで頂けたようでホッとしています。
ご来場下さった皆さん、本当にありがとうございました。

今回は一人のアーティストをフューチャー、しかもご本人が一緒という今までにないパターンの中で、自分はどういう立ち位置を取っていったらいいのかでちょっと悩んだ。もちろんそれは1アーティストとしての意味で。杉真理というJ-POP界の超大型客船に、手漕ぎボートで挑んでいくような感覚か(笑)。
そんな中での一つで「一緒に新曲を共作する」というお願いをしてみた。

まずはたたき台にすべくメロディーを作って送り、杉さんがそれに手を加えてフィードバック。次に歌詞を送り杉さんが手を加えてフィードバック。歌をあてて送り、コードアレンジ等のフィードバック等、ライブ前夜の夜中の1時過ぎまでそんなやり取りが続いた。
この年齢なので、そこそこにわかっている部分はもちろんあるものの、このやり取りの中で「自分はまだ全然ダメだなぁ」といい意味で痛感した。大型客船はやはり大型客船たる理由があるのだ。
でも逆にすごく大事なものを得られたと実感している。

新曲は「One By One,Step By Step」というタイトルで披露出来た。なかなかご好評いただけたようで良かった(^ ^)
もちろんいつかきちんとした形にして発売するつもり。



井上昌己さんは、記念すべき第1回目の出演者で、7年ぶりのご登場。
相変わらずの美貌は然ることながら(笑)、松田聖子、神田沙也加と親子の曲を、それぞれが歌っていた頃のフレッシュな香りを漂わせながら、でもその曲が持っている歌心をきちんと目に浮かぶ感じで歌って下さった。
昌己さん自身、杉さんの曲は原体験にあるようなことを話していたが、杉DNAはこうしてリスナーだけでなく、アーティストたちにも沢山受け継がれているに違いない。

1年に1度の宴は、今までになかった形ならではに、今までになかったプレゼントを自分もいただけたと思う。
さぁこれをもとに、また手漕ぎボートで前進。せめてエンジン付きになるように(^ ^)

【川久保】
1.バカンスはいつも雨
2.やさしさにおかえり
3.恋人のように
4.Second Chance
5.M-78(川久保オリジナル)
6.One By One,Step By Step(杉&川久保新曲)

【井上】
7.メリーローランの島
8.Dancing Cafe
9.いとしのテラ
10.アイスの実
11.つながりたい(井上オリジナル)

【杉】
12.素直になりたい
13.Dear Angie~あなたは負けない
14.Wonderful Life
15.最高の法則

【All】
16.ウィスキーが、お好きでしょ
17.One By One,Step By Step

【アンコール】
18.君にしてあげられること(杉&川久保)
19.そして(川久保弾き語り)



<次回公演>
■川久保秀一 Live at JZ Brat
4/19(火)JZ Brat(渋谷セルリアンタワー2F)
ご予約:03-5728-0168(平日15~21時)、https://www.jzbrat.com/
出演:川久保秀一
演奏:明石敏子(key,cho)木戸やすひろ(cho)堀江いちろう(b)副田整歩(sax)田中 徹(ds) ほか
開場18時 1st 19時半 2nd 21時(入替なし)
チケット:予約¥4,320 当日¥4,860
※チャージに飲食代は含まれておりません。
※お一人様一品以上のご注文をお願い致します。


| - | 11:00 AM | comments (0) | trackback (0) |
宮崎


バレンタインデーは宮崎へ初上陸。
冬の嵐なのか春の嵐なのか、南風に向かう形でのフライト。
野球チームのキャンプやマンゴーのイメージが強いので、さぞかし暖かいんだろうと思っていたら、東京とあまり変わらない感じであった。

そして市街地ど真ん中、橘通りの会場へ。
ここはあの馬渡松子さんがもっているスタジオで、地域の方に音楽の素晴らしさを伝授している場所でもある。
馬渡さんとはTWO of US時代に一度ライブイベントでご一緒させていただいたのを頼りに、連絡を取ってみたら快く話を聞いて下さり、今回のライブ実現となった。

<セットリスト>
1.幸せのしっぽ
2.わかっちゃいないんだ
3.Rain Flower
4.胸いっぱいの夏
5.Evenfall
6.ひとつずつ
7.M-78
8.そして



会場にはラジオリスナーの方や、馬渡さんのお弟子さんもいて、じっくりと、それこそこちらの顔に穴があくのではないか?というくらいに真剣に聞いて下さった。
ステージに立つとついつい「今日は○○人くらいいらっしゃるのかなぁ」などと会場を見渡してしまう。でも自分が誰かのライブに行ったときのことを考えると、お客さんからしたら自分とアーティストとの1対1の関係でしかない。考えてみるとこれはラジオはなおそらそうだ。まずもってリスナーの周りに他の観客は存在していない。
だから今回は改めて、歌詞一つ、音一つ、喋り一つ、より慎重につむいでいかなくてはという気持ちになった。
ご覧いただいた方が楽しんでいただけてたら幸いである。

そして久々に見た馬渡さんのステージ。
コード進行、演奏テクニック等、ご自身でもおっしゃっていたがプログレテイスト満載で、それを一人鍵盤だけで形にしてしまうスゴさ。この圧倒力はスゴい。
ライブ後に馬渡さんから「よく私に歌を習いたいとくる子が、どうしたらプロになれますか?と聞いてくるんですが、川久保さんならどう答えますか?」と聞かれたのだが、その答えの一つは馬渡さんが十二分に持っていらっしゃると思う。

他に旅人さん、Kanaちゃん、小宮山君、大野翔平君と若い世代が歌った。
僕には少し羨ましさを感じる程の強烈なエナジーで、とにかくそれを放出しなくてはいられないという、音楽を始めた頃の原点のようなものがそこにあった。

今回も色々収穫が多い旅となった。また伺おうと思う。
ご来場下さった皆さん、そして馬渡さんはじめ関係者の皆さん、ありがとうございました。


| - | 11:21 PM | comments (0) | trackback (0) |
1972.2.9
僕が生まれたのは今から44年前。1972年2月9日。
日本はちょうど札幌オリンピックの最中で盛り上がっていたそうだ。しかし長男誕生に父はおそらく母に金メダルをあげたいくらいの気持ちだったのではないだろうか。

そしてこの日、海の向こうイギリスでは、あのポール・マッカートニーがウイングスで初めてライブをしたそうだ。
ポールはビートルズ解散後に2枚アルバムを出し、商業的成功は得たものの評論家等からはあまりいい評価を得られず、再起をかけて結成したのがウイングス。
前年の71年の12月にウイングス1stアルバム「ワイルドライフ」を発表。たった2週間のレコーディングで完成させてしまったそうだが、荒削りなイメージが強く、またもや酷評されたらしい。
ところがこの1972年2月9日に、イギリスのノッティンガム大学を皮切りに最初のコンサート・ツアーを開始。それは抜き打ちで選んだ大学にアポなしで向かい、ポール自らが大学と交渉してライブを行うというスタイルだったそうだ。

なぜポールが自らそんな行動をとったのかはわからない。
単に面白がってやってみただけかもしれないし、あるいは純粋に「もう一度アマチュア精神で自分の音楽を裸いっかんで世の中にぶつけてみたい」と思ったのかもしれないし、あるいはその後大麻で逮捕されていることから薬の影響で突拍子もない行動に出たのかもしれない。

僕にとってルーツに挙げる曲の一つにビートルズの「Let It Be」がある。言わずもがなビートルズの代表曲で、ポールの作・メインボーカルの曲だ。
きわめてシンプルなコード進行。イントロもピアノでコードを押さえているだけ。でも秀逸なメロディーとソウルを感じさせられる歌声。歌詞に込められた意味は諸説あるようだが、つまるところ、ポールは“自分の音楽探し”をビートルズのときもウイングスになってからも、そして今もきっと続けていて、常に格闘しているということなのではないだろうか。

僕はとてもとてもポールの足下にすら及ばないが、彼が一つの決断と行動を起こしたこの日に生まれた男として、勝手に運命を感じながら(笑)この年も歌を綴っていこうと、改めて思う。

沢山の祝辞、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。



| - | 08:35 PM | comments (2) | trackback (0) |
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