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郵便
エントランスにあるポストを見ると、大きな白い封筒を発見。
「サンプルCDが来たな?」と思って手に取ってみると、いつもの住所と名前が印刷されたシールではなく、手書きで宛名書きがなされていました。そしてその字は見覚えのある字。
「ひょっとして・・・。」と思って差出人を見ると・・・やはり正解!僕のソニー時代のプロデューサーからでした。

今は70〜80年代にブレイクしたアーティスト、サーカスとかブレッド&バターとか、それこそ50代から60代のアーティストの作品を手がけたり、リメイクしたりするセクションにいらして、以前ラジオで使うためにお願いしてサンプルを送ってもらったりしていました。あ、その中に今またブレイク中の中村あゆみさんのもありました。

今回は特にお願いしたわけではなく、唐突に。
「何だろう?」と思い開けてみると、そこには尾崎亜美さんの新しいCDのサンプルと解説パンフ。
ただそれだけで、手紙等は一切無し。
いかにも“らしい”(笑)。
僕みたいにどっかパ〜ンとご気楽なタイプと違い、そういった意味ではシャイな職人気質っぽい人だったから、いかにも“らしい”わけです。

何年も帰らず、連絡も取らず、すっかり縁遠くなってる故郷の父親から、前ぶれもなく突然お米だけが送られてきたような感じ、と言えばわかっていただけるでしょうか。
そこには言葉にすると何だか軽くなってしまうような、愛情とか激励とか心配とか、そういう暖かい無言のメッセージが沢山つまってるような。

僕はこのプロデューサーに、音楽を作っていくこと、プロのミュージシャンであることの基本を沢山教えてもらいました。それは今でも生きていて、曲を作るとき、歌詞を作るとき必ず思い出します。

あれから15年、カッコイイ大人の背中をまた一つ見せて頂いた感じです。
恐悦至極。唯唯感謝m(_ _)m



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