2009,11,20, Friday
敬語、謙譲語、丁寧語
高校のときの古典の授業で、敬語、謙譲語、丁寧語というのがよく出て来ました。
「誰に対して敬語なのか?」「自分が一段下がる事で謙譲している」「特に対象は意識せずの丁寧な言葉」みたいな使い方の違いだったと思います。 『源氏物語』なんかはこれら言葉のベクトルをきちんとしておかないと、現代語に訳すにあたり何だか訳がわからなくなってしまうわけ。 今日車でラジオを聞いていたら、とあるアーティストの番組が流れて来ました。 「歌詞を書かせていただいている」 「mixiをやらせていただいている」 「私の音楽を必要としてくれる方が私にどんなことを歌って欲しいか考えて歌詞を書く」 一体誰に許可を得ているというのか? “音楽の神様”にならわかるけど(笑)。 歌詞は自分の言葉で書いて歌ってみたいから書くのじゃないのか? mixiはファンの方と違う形でもつながりをもってみたいからやってるんじゃないのか? その歌詞や歌が魅力的だからリスナーが希望を見いだすんじゃないのか? まぁガッツリとビジネスになってしまっているわけだし、多くの人の支えがあってそこにいるのは間違いないから、ある意味仕方のない部分もあるでしょう。 勿論横柄より謙虚な方が断然いい。 でもアーティストならもっと主体的であっていいんじゃないのかなぁと思ってしまったわけですよ、僕は。 僕はその敬語とも謙譲語とも丁寧語とも判別つかない妙な言葉遣いに腹が立ってしまい、耐えられずにチャンネルを変えた。 勿論、自分も気をつけないといけない話ではあります。 「人の振り見て我が振り直せ」か・・・?m(_ _)m |
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