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7月7日
もう日付は変わってしまったが、今夜の東京は幸い雨が降っていない。
でも織女と彦星を観測するにはちょっと厳しそうだ。

七夕のロマンスはここに書くまでもないだろう。
ちなみに双方の星の距離は15光年離れているそうで、1年に1度ランデブーすることはまずあり得ない。しかし夏の大三角形を担う二つの星の瞬きに、この“1年に1度”という限定されたロマンスにやはり「いいなぁ」とニヤけてしまう気持ちを覚える。

そして1901年の七夕、宇宙をテーマにした作品で、子どもから大人まで、日本中に夢を与えた人物が生まれた。
それは円谷英二さん。そう、ウルトラマンを世に送り出した人物だ。

1901年生まれの円谷氏が、ウルトラマンをM78星雲光の国から地球に呼び寄せたのは(笑)65才のとき。そして続くウルトラセブンを大ヒットさせるも、その1年半ほど後の1970年に亡くなった。
ちょっとマニアックな発想かもしれないが、それを思うとこの後に作られた「帰って来たウルトラマン」は、円谷スタッフが英二氏をウルトラマンとしてこの世に蘇らせたのではないか、と想像してしまったりもする。

初代ウルトラマンのエピソードの中に、七夕にちなんだものがある。
第15話「恐怖の宇宙線」という話で、少年が土管に落書きした怪獣に宇宙線があたり、それが実体化してしまう。とは言えイビキをかいて寝ているだけで大した悪さもせず、日が沈むと姿を消してしまうのだ。退治するためウルトラマンが登場するが、「ガヴァドンを倒さないで!」という子どもたちの願いを聞き、ウルトラマンはガヴァドンを宇宙へ運び、7/7の夜に星座となって現れるようにしたという話である。

“子は親の鏡”と言われるが、子どもは大人の姿を見て成長するものだろう。
ウルトラマンという存在は、円谷氏が考えた、ある種“理想の大人像”“カッコイイ大人像”の象徴だったのではないだろうか。

本日2015年7月7日、デビュー20周年を飾る4thアルバム「花はただ花であろうとするだけで」をリリースした。
作詞は全曲松井五郎さんにお願いしたが、10曲全てにおいてやはり43才の川久保秀一の姿が投影されていると思う。
43才はイイ大人だ(笑)。“理想の大人”“カッコイイ大人”であるかどうかは別として、自分では書ききれない川久保秀一を、松井さんは素敵に描いて下さったと思う。
今日まで、そして今日から先の、夢や憧れやロマンが詰まっていると思う。

多くの方の心にそれが響くよう祈りながら、今から織り姫と彦星を見上げてみます。



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■デビュー20周年&4thアルバム発売記念ライブ
「花はただ花であろうとするだけで」

7/12(日)虎丸座(片瀬江ノ島)
http://www.toramaru.net/
16時半開場、17時半開演
前売り/予約4,000円  当日4,500円(軽食つき、ドリンク別)
予約:21dream@kawakubo.net

演奏:永島広(Gt)、渡辺具義(Gt)、明石敏子(Keyb)、木戸やすひろ(Cho)、堀江いちろう(Bass)、田中徹(Drums)、前田sharaku卓次(Perc)、佐久間勲(Trp)、副田整歩(Sax)

| - | 12:44 AM | comments (0) | trackback (0) |
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