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リハをして改めて思ったこと徒然


リハをしてきました。
たっぷり5時間やってきましたが、てーんで飽きもせず疲れもせずでした。
やはり合奏は楽しいですなぁ。

今回のメンバーの中では(でも?)、ことさら僕は下っ端、「タバコ買ってこーい!」と言われようものなら「はい、ただ今!!」と佐川急便顔負けのダッシュで走らなくてはいけない程の諸先輩方に囲まれております。

ギターの渡辺格さんは、それこそ僕がまだTWO of USで最初のアルバムのレコーディングのときお世話になっていました。ろくにギターも弾けなければ歌を録るのも大変な当時の僕からすれば、雲の上の人みたいなもんです。それが今は譜面書いてイメージを伝えてリクエストして同じステージで演奏していただくというんですから、我ながら「継続は力なり」と自負しております(^ ^;とは言ええらい緊張ではありますが・・・。

堀江さんや高林さんはいつもお世話になってるので、今日も非常に滑らかにイメージをとらえて演奏してくれましたねぇ。
仁師匠は久々のライブとあって、若干緊張気味でしたか(^ ^)

ライブが楽しくなってきたのは正直ここ何年かです。
やっぱりそれまでは圧倒的に出来ないことの方が多く、今思えばミュージシャンの方がよくおつきあい下さったなぁという程ひどいレベルでもありました。じゃぁ今はわりとできるのかというと、やっぱり未だに譜面の書き方間違えたり、音外したり、うまくギターでリズムをとれなかったり等々色々あるわけですが、まぁとりあえず一線で活躍する皆さんと共通言語で会話ができるようになったという感じでしょうか。

最近仕事がら20代前半の若い世代と音楽をするんですが、同い年くらいの頃の自分がすごく重なります。
単純に弾き語りをするだけなのに、クリックに合わせて弾くと全然合ってない自分と発見して直すのに苦労したり、自分が気持ち良く悦にひたって歌っているのに、録音したものを聞き返すとえらい音痴だったり何かの物真似に聞こえたり。
僕は音楽でお金をいただこうという立場にいたので、これは単純に恥ずかしいしみっともないし悔しいし、「才能が無い」という言葉で片付けられたくないし・・・等々の思いを払拭せんと、あの手この手を考案しては色々トライしました。
まぁそんな理由からだから「俺は頑張ってる」なんて一つも思いもませんでしたが、よく投げ出さず逃げ出さず腐らず乗り越えたもんだと、そこは自分で自分をほめてあげたいかな(^ ^)

そう言えば先輩ミュージシャンに「辞めたらそこでThe Endだから。もうなーんも発展性は無いよ。君らなんか休んでる余裕なんて無いだろ。」と喝を入れられたことがありましたな。
そう言えば耳心地のいい言葉をかけてもらった覚えはあまりないかなぁ。ミュージシャンと接するとき、いつもどこかおっかない感じを持ってたましたね。

「この曲でドカーンと売れて・・・」なんて思ったりもしてましたが、そんな未来図はどこへやら。でも当時雲の上だった人たちと一緒にやれてる今の自分、これはその道をあきらめなかったことへのご褒美なんだろうと、ありがたく思う今日この頃です。

そんなわけで音楽人としての幸せをかみしめながらの年末ライブ、是非皆さん御期待下さい。

| - | 03:41 AM | comments (6) | trackback (0) |
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