昨日期せずして(ノリで?)友人を安曇野まで送る事になり、そちらのお宅で夕飯をごちそうになりました。そこで出て来た珍味。

鳩の丸焼き

わさびの葉のおひたし

猪鍋
安曇野地域ではそう珍しくないのかもしれませんが、さすがの僕も食べたことのないものばかり。
鳩は全身レバーのような感じ。
わさびはほんのりあのわさび風味が香るさっぱり感。
猪は濃ゆくてちょっと厳しい・・・。
山間のこの地域では、ざざ虫なる川にいる幼虫系のものも食べるわけで、ある種独特のタンパク質摂取文化が育まれたということなんでしょうね。
そんな思いを胸に今朝はラジオ。
ゲストに作家の森沢明夫さん。僕にとっては兄貴みたいな存在です。
森沢さんは作家になる前、日本中を放浪していたりとかなりワイルドなヒストリーをお持ちの方で、作家になられてからも全国各地へ取材を兼ねた旅を続けておられます。
なのでこの安曇野の珍味の話をすると、「おうおうおう(^ ^)」とまるっきりフツーな様子。
「鳩はレバー風味だった?濃い鶏肉な感じじゃない?」なんて返事も返ってくるくらいでした。
ちなみに森沢さんは、熊も食べたし採り立ての川海老のそばも食べたし、巨大イカを釣って食べたりと、ちょこっと出て来ただけでもそうそうたる珍味のオンパレードでした。
兄貴、さすがです・・・。
森沢さんはここんところ出版ラッシュの模様。
僕がイメージソングを書いた『海を抱いたビー玉』は、先日文庫になって書店に並びました。
そして日本の海岸線をぐるりを旅した紀行エッセイ『渚の旅人』も絶賛発売中。
こども向け絵本も書いてまして、『ともだちのたね』も絶賛発売中。
K-1ファイター武田幸三氏のルポ『ラストサムライ〜片目のチャンピオン』も絶賛発売中。
そして今月27日には、ご自身曰く最高傑作の『津軽百年食堂』が出版されるそうです。
今度印税で珍味ツアーに連れてってもらおう・・・(^ ^;