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2011,08,09, Tuesday
被災地
 おととい仙台に歌いに行った次第ですが、夜行バスで行ったので朝到着というスケジュールを利用して、被災地域を見てきました。 行ったのは仙台の隣、名取市の閖上(ゆりあげ)という地域。ニュースでもとりあげられていましたが、仙台駅から電車で15分くらいで、実際被災した海沿いはそこから車での移動となりました。 事務所の後輩の林宙紀君がこの名取市の出身で、ここのところ毎週末通って復興委員会の手伝いをしているということで、この日も来ていたことから彼に案内してもらいました。 駅周辺は別段なんて事もない感じだったんですが、海に向かうに連れ様子は変化。 ところどころ道路がボコボコになっていたり、仮設住宅が建っていたり。 さらに進むと田園地帯。緑が生い茂ってるんですが、実はそれは稲ではなくただの雑草。よく育ってる稲のごとくびっしり生えていました。その中にひっくり返った船や車がところどころに点在。 でもそこを過ぎると様相は一変。良く言えば“さら地”ですが、つまりは波にさらわれ倒壊した家々をすべて撤去した跡なのでした。    サッカースタジアムのような規模のガレキの大きな山がいくつも存在。 倒れた電柱、めくり返されたようなアスファルトの地面、波にのまれたバス等・・・。  その中に5mくらいの高さの小さな小高い丘が。 太平洋戦争で亡くなった方の鎮魂の石碑が立っているんですが、そこにも爪痕がありました。  丘の上り口にある鳥居。木の鳥居がたっているんですが、もともとあったコンクリートのものは波に持って行かれ、折れて根元の方だけ残っている状態。  高さ3mくらいの鎮魂の石碑はありましたが、本当は3つあったそうで、2つは波によって倒されたそうです。確かに丘の下に横たわっていました。 そのサラ地となってしまったところで未だ探し物をしている方もいると聞きました。 座り込んでうなだれてしまってる人もいると聞きました。 これでもかなり片付いて落ち着いてきたようなんですが、あまりにも何もないこの様子に言葉が見つかりませんでした。  丘の上には地元の子どもたちの手によって植えられたヒマワリが咲いていました。 「がんばろう東北！」という言葉が町のあちこちに掲げられていて、それは東京でもよく目にしたり耳にしたりしますが、その重みを感じずにはいられませんでした。 やはり東京にいる僕は“よそ者”なんだと思います。でもそれを自覚して、口できれいごとを並べるのではなく、些細なことであっても具体的なアクション一つ一つに“想い”をのせていくこと。それを忘れてはいけないと思いました。 |
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2011,08,08, Monday
45周年
 ウルトラマンが地球のテレビに登場して今年で45年だそうです。 当時ウルトラマンに変身した科学特捜隊の若き精鋭だったハヤタ隊員も、今は70才を越えているわけです。 その科学特捜隊で紅一点だったフジアキコ隊員を演じられた、桜井浩子さんに先日インタビューさせていただき、今日のラジオで放送しました。 色々貴重な話をうかがったんですが、放送時間の都合上、やむなくカットしたところがあるんです。それは「フジアキコ隊員として今の世の中を見たとき、どんな言葉をかけたいですか？」というものでした。 桜井さんの答えは 「私が生きてきた青春時代と違っていろいろなものが氾濫し、発達していますが、原点はやっぱり“人”であるということだと思うんです。人としてどう生きて、どう頑張った、どう生きていけるのか、それを考えながらやっていくと結構元気に自分の幸せを見つけられるかなぁと思います。元気がなくなっちゃうときもあるですよ。でもそんなときはウルトラマンでも見て、アキコ隊員に“頑張りなさいよ！”とか言われたつもりになってやってみて下さい。自分の事を死なせないで生きてってもらうと、ちょっと素敵な大人になれるかなぁと。大人になったとき“こんなもんかなぁ、人生って”って思えるようになるかと思いますよ。」 桜井さんは今は、円谷プロダクションのコーディネーターという立場で、ウルトラ作品を今も世に送り出しています。 桜井さんの言葉に、ウルトラマンがなぜ半世紀もの長きに渡りヒーローとして多くの人の心に刻まれているのか、垣間見えた気がします。 現在池袋サンシャインシティで「ウルトラマンフェスティバル2011」が開催されていますが、21（日）に桜井さんのトークショーがあるそうです。ウルトラ世代の大人の皆さん、お子さん連れて是非！(olo)  ※インタビューさせていただいた円谷プロの入口には、やはりウルトラマンが立っていました！ |
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2011,08,02, Tuesday
16年
16年前の今日、「胸いっぱいの夏」という曲でデビューしました。
昼ドラの主題歌ということもあり、世間知らずの僕は「30万枚くらい売れちゃうんじゃないのー！」などと、内心調子に乗っていました（笑）。当時は100万枚というのがポンポン出てる時代だったしねぇ。結果としては2万枚くらい売れて、武道館を2回満員にできる人数ということですから、それはそれはそれはありがたいことです、  大学卒業少し前にレコード会社と契約、それからひたすら“デビューできるようないい曲ができるまで”ということで曲作りの毎日。でも僕にはどうしてもプロとしての条件を満たせるような曲がうまく作れなくて、かなり凹む日々でした。 相方の方はその点うまく作れていたんですが、どうにもグループとして方向性が見えるようなものが無かったせいもあるんでしょうね、プロデューサー判断で一緒に曲作りをしてくれる人をということで、山田直毅さんというミュージシャンがやってきました。 山田さんが提示したのは、 ・「想い出がいっぱい」のH2Oみたいなグループの色づけはどうだろう？ ・チューリップの「心の旅」みたいな曲を作ってみようよ！ この二つ。僕的には長いトンネルの先に目指す光が見えたような気がしましたねぇ。 そしてわりとすぐに「胸いっぱいの夏」の原型ができて、山田さんの手が加えられてあのような形に整ったというわけです。 その頃ちょうど夏から始まる昼のドラマの主題歌を探しているという話がプロデューサーのところに入り、できたばかりの「胸いっぱいの夏」デモ（まだ歌詞はナシ）も候補の一つで送られ、見事栄冠を獲得。当初は“作った人が歌う”ということで僕が歌ってみたんですが、あまりにパッとせずボーカル交代。それがなかなか良かったのでそのままFix。一路デビューへと向かったわけです。 今思うと自分の手で道を作っていったというよりは、何か外的要因に動かされる、せっつかれるような形で進み始めたようで、それが結局僕の弱さであり、グループの弱さにもつながってしまったのかなぁなどとも思ったりしています。 でもそういう外的な要因が用意されていたというのは、とてつもなく幸せなことですよね。欲しくてもなかなか手に入るものではない。「あの頃もっとこうしておけば違ったよなぁ。」と思わなくはないですが、でもそれができなかった自分がいるわけで、そこはきちんと受け止めて行かないと、逆に前に進めなくなりますね。 昨日は実家に泊まったんですが、僕の部屋だったところの本箱に、高校の卒業アルバムが入っていました。 そう、音楽を始めたのは高校時代。文化祭でやったバンドの楽しさ、それがきっと今もまだ続いてるってことでもあるかもしれませんね（笑）。  とりあえずは秋のライブに向けて、コツコツと準備を進めます。 皆さん是非いらして下さい！ 【フリーライブ】 8/20（土）立川AreAreA2ラーメンスクエア http://www.arearea.co.jp/ramensquare/ 1st：13:00〜、2nd：18:00〜、3rd：19:30〜（各30分程） 入場無料 【レコ発ワンマンライブ「unbalance」】 9/20（火）横浜Thumb's Up 開場18時半、開演19時半 料金：前売り（予約含む）3,200円、当日3,700円 ※別途1ドリンク＆1フードオーダー 予約は7/24から横浜Thumb's Up（http://stovesyokohama.com/）か、21dream@kawakubo.netで。 （問）横浜Thumb's Up TEL:045-314-8705 10/30（日）南青山MANDALA 開場17時、開演18時 （16時半より予約分のチケット引き換え開始、チケットお持ちの方から順次入場） チケット：3,800円（1ドリンクつき） ※チケット発売＆予約は8/30より南青山MANDALA（http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html）および21dream@kawakubo.netにて |
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2011,07,30, Saturday
MINGLEライブにお邪魔しました♪
 昨日はMINGLEのライブにお邪魔しました。 MINGLEはサックス等の木管楽器を自在に操る小田島亨さんと、バイオリン奏者のKaoさんを中心とした、ジャズのような室内楽のような非常にユニークな音楽をやっておられるインストバンドです。 妻がこのグループのお手伝いで鍵盤を弾いてる関係で、今回歌のゲストということでお邪魔してきました。 前半はずっとMINGLEのライブ。オリジナル曲ももちろんありますが、ボサノバの神様と言われるアントニオ・カルロス・ジョビンの曲をやったり、マーラーの曲をやったりと、非常にアカデミックな感じ。 そんな中、後半で僕の登場。 僕には基本的にそのようなアカデミックな演奏もお話しできるようなこともないので（涙）、「場所が大久保なだけにイ・ビョンホンを意識した格好で来ました！」とか、海釣りの話とか、そういった意味ではいつもの感じで(^ ^; 【曲目】 雨が見たいと君が言って 涙のキッス（サザンオールスターズ） 幸せのしっぽ M-78 松井五郎さんと曲を作った話をしたところ、最前列に安全地帯のファンクラブに入っていたという方がいらして、かなり食いついてこられました（笑）。でもCDはご購入いただけなかったな・・・（涙）。なかなか人の心に響かせるというのは難しいことでございます。まだまだ修行が足りませんね。 しかし今回は僕もあえてギターを弾かず、ピアノとバイオリンとサックスのみという、かなり大胆なアレンジでのぞみましたが、これはこれで楽しいね。こういうスタンスのアコースティックライブも今度企画してみようかと思いました。 今回お出でいただけなかった方はまたの機会に是非！ 来週8/7（日）は、仙台七夕祭りの一環で行われるライブに出演する予定です。詳細決まり次第発表しますので、お近くの方は是非お出かけ下さい。これは一人でアコギ1本で歌います。 そして秋のバンドでのレコ発ワンマンの詳細が決まりました！ 今から手帳に書き込んで、是非是非お出かけ下さいね♪ 【レコ発ワンマンライブ「unbalance」】 9/20（火）横浜Thumb's Up 開場18時半、開演19時半 料金：前売り（予約含む）3,200円、当日3,700円 ※別途1ドリンク＆1フードオーダー 予約は7/24から横浜Thumb's Up（http://stovesyokohama.com/）か、21dream@kawakubo.netで。 （問）横浜Thumb's Up TEL:045-314-8705 10/30（日）南青山MANDALA 開場17時、開演18時 チケット：3,800円（1ドリンクつき） ※チケット発売＆予約は8/30より南青山MANDALA（http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html）および21dream@kawakubo.netにて |
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2011,07,18, Monday
ひとり夏祭り
車の点検のためディーラーを訪れると、連休中ということもあってか店内はちょっと夏祭り仕様に。薦められて金魚すくいにトライ。
 子どもの頃、団地の夏祭りで必ずやったものですが、実は過去に1度もすくえたことがないのです（涙）。「釣り名人だから大丈夫でしょう！」なんておだてに乗ってやってみると、  なんと7匹ゲット！川久保ギネスブックに掲載決定でございますm(_ _)m  そして祝杯はラムネ。 「なんでラムネにはビー玉が入ってるんだろう？」なんて喋っているうちに点検終了。 僕の一人夏祭りは終了したのでした。 しかしそんな僕の祭りより、今日は朝から日本中がお祭り気分だよね、きっと。 なでしこジャパン、おめでとう！！そしてありがとう！！！ |
