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笹川


名曲、井上陽水「少年時代」が主題歌になった映画「少年時代」が1990年に公開された。
時代は太平洋戦争末期、主人公の少年が東京から富山へ疎開し、そこでの物語が綴られている。
ロケ地になったのは、富山県下新川郡朝日町という新潟との県境に近い町。今でも田園地帯が広がる長閑な田舎風景の町だが、この中でも笹川と呼ばれる地区はちょっと入った山間の里で、それこそ「第一村人発見!」でもピックアップされたりした、言ってみれば「THE田舎」「THE里山」といったところ。



この笹川は祖母の出身地で、今でもその生家が残っており、地区には祖母のいとこ等が住んでいる。
こういった地域の問題として、過疎、高齢化、限界集落といった言葉が出てくるのがイマドキだが、笹川も残念ながらその傾向にあった。とはいえ介護が必要なお年寄りの数は極めて少なく、100歳越えの方もいてみんな元気。ならばと、最近はこの「THE田舎」「THE里山」をそのまま良さとしてPRして盛り上げようという動きがあって、地域の方が熱心に活動しており、若い移住者も結構いて、地方創生大臣時代に石破さんも訪れたり、「平均年齢が下がっちゃったよ〜」なんて嬉しい悲鳴もあるそうだ。





もちろん僕は子どもの頃から笹川にはよく行っており、一時期はイワナを求めて目の前を流れる川の上流へと踏み込み、「あんたクマに会わなくて良かったねぇ」なんて言われたものである。



昨年、隣の隣の黒部市でライブを行った際、この笹川を盛り上げている深松隆さんという方が見にきてくださった。「笹川にルーツがあるなら、是非歌いに来てくれないか?」との提案に二つ返事で引き受けて、今回の開催に至った。



会場には、下は乳児から上は90歳くらいまで、地区の方がわんさか集まってくれていた。
祖母の事をよく覚えている方はもちろん沢山いて、「あんたが孫けぇ?」なんて声をかけてくれた。そして皆さん、僕の歌に耳を傾け、とても楽しみ喜んでくれた。



選曲はもちろん自分の曲が中心ではあったが、「少年時代」と、笹川をイメージして曲を作り披露した。まぁ川久保なりの少年時代を作った感じ。それを聞きながら、多くの方が自分の地区や子どもの頃を思い出してくれたと言う感想をいただき、作って良かったとひたすらに思った次第。



1.さぁ
2.マイルストーン
3.君は生きている
4.少年時代
5.ただここにいるだけで(新曲)
6.まるであの頃のLovesong
7.M-78
8.Evenfall



E.C.
9.夏の終りのハーモニー
10.そして



素晴らしい夏の1ページ、笹川の皆さんに感謝m(_ _)m



| - | 10:35 AM | comments (0) | trackback (0) |
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