秋雨前線が九州北部で大雨をもたらしているとのことで、被害が拡大しないことを祈るばかりです。明朝はラジオは福岡の八女や佐賀のFMからつなどの該当地域でも流れているので、リスナーの方から無事を知らせるメールが来て欲しいと切に思っています。
該当地域の方、どうか身の安全をまずは守ってください。
さて、梅雨が長く、このように秋雨前線が早くも活発になってきて、今年の夏は短かったなぁと思う今日この頃。白馬・富山とライブツアーに行ってからもう10日も経ってしまった。つい昨日のことのように思い出す今は、さながら祭りの後の寂しさを感じているといったところだろうか。
白馬は去年はスケジュールが合わず行けなかったので、是非ともということでの開催。
今回も素晴らしい景色を背景に、お天気にも恵まれ、多くの来訪客が足を止めて耳を傾けてくださった。中にはこのライブを楽しみにしていて、今年も京都からやってきて下さったご夫婦がいたり、YouTubeの「KAWAKUBO CHANNEL」でしっかり予習してきて下さった方も。
今回は井手ちゃんも一緒のデュエットスタイルということで、また今までと違ったテイストで提供できたかなぁと自負しております。
日付変わって翌日は富山。
今までは祖母の生家のある朝日町笹川というところだけでしかやらなかったのだが、今回は初の試み、お昼に黒部でやって、夕方から笹川というダブルヘッダー方式。
黒部は「北洋の館」というカフェ。昨今は古民家カフェなんてのも結構あるが、こちらは言うなら漁師小屋カフェだろうか。実際漁船の事務所として使われていた建物を改装して作ったもの。
以前お茶を飲むのに寄ったのだが、ライブも行っているとのことで、「まぁ10人くらい来てくださればいいかなぁ」なんて思っていたところ、お店の方や地元ラジオ局など積極的に宣伝してくださったおかげで50人以上の方が、県のあちこちから来て下さった。
店内は冷房が効いてはいるものの、きちんとドアをクローズした店ではないのと、それだけの人数の熱気で、初めて腕から汗が滴り落ちたほど(笑)。
皆さん楽しんで下さったようで、ありがたい限りです。
そして夕方からは笹川へ。
今までは公民館的なところで行っていたのだが、今回は正覚寺と言うお寺。関ヶ原の合戦の後から400年以上続いているお寺で、今は奥様(浄土真宗では坊守と言うそう)がその血を受け継いでおられる方とのこと。息子さんもお坊さんをされてるとのことで、やがて継がれるんだろう。
祖母は兄弟が多く7〜8人だったと思うが、その母、僕からすると祖祖母は100歳近くまで生きていて、この寺の裏にあるお墓で眠っている。祖母の兄弟も何人か眠っているし、親戚も多く眠っている。とは言え「竹内」「長井」「折谷」と言う姓で大半を占める小さな地区なので、何かしらか血縁がある方だらけだろう(笑)。
初めての時から、笹川の血を引く者ということで来させていただいてるのだが、今回はより如実にそれを感じたかなぁ。ライブ中もそんな親戚話的なことや、イノシシやクマとの遭遇話なんかも飛び出してきて、終始和やかに時間が流れた。
そんなわけで、今夏も恒例の夏ツアーが終了。ご来場くださった皆さん、ご協力くださった皆さん、心よりお礼申し上げます。
この先は、9月はライブはなく、10月以降ちょろちょろと。
⬛10/16(水)吉祥寺曼荼羅
重久義明さん(Pf)、伊藤毅さん(Bass)とのユニット
⬛11/17(日)吉祥寺曼荼羅
マリコとヒデーズの歌え!課外授業
詳細は後日改めて。
また新たな趣向でトライする予定。是非お出かけください。
<白馬・富山ツアー演奏曲>
青春の輝き、少年時代、カサブランカ・ダンディー、愛人、恋のバカンス、想い出がいっぱい、ふたりの愛ランド、悲しくてやりきれない、明日にかける橋、When A Man Loves A Woman、テネシーワルツ、There Must Be An Angel、胸いっぱいの夏、チンチン電車、M-78